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2019年度
当センターの笹倉靖徳教授の研究グループは、広島大学、公益財団法人サントリー生命科学財団生物有機科学研究所、岡山大学、沖縄科学技術大学院大学の各研究グループと共同で、ホヤの変態を開始する化学物質が、神経伝達物質として知られるGABA(γ-アミノ酪酸)であることを特定しました。この研究成果は2020年3月26日付けで「Current Biology」にてオンライン先行公開されました。
当センター 稲葉研究室で研究を行った生命環境科学研究科生物科学専攻の城倉圭さんが、優れた研究発表を行い高い評価を得るなど顕著な成果を挙げたことにより、筑波大学学生表彰(学長表彰)を受賞しました。
筑波大学下田臨海実験センターのJason Hall-Spencer教授が、ロンドンリンネ協会のイブニングレクチャーで、式根島での研究成果も含めた海洋酸性化に関する招待公演を行いました。ロンドンリンネ協会は歴史ある博物学協会で、フェローにはチャールズ・ダーウィンや鞭毛運動で著名な女性初の協会会長であるアイリーン・マントンがいます。
当センターの和田助教と本大学の武准教授の連載記事「“100年後の海”はどうなっているのか?」がスキューバダイビングと海の総合サイト「ocean+α(オーシャナ)」で公開されました。
当センターの技術補佐員 大土直哉さんが発見した新種「オオヨツハモガニ」に関する記事「(フォト)三陸の藻場、グルメな新種 オオヨツハモガニ」が1月16日付朝日新聞デジタルに掲載されました。
当センターの技術補佐員 大土直哉さんが発見した新種「オオヨツハモガニ」に関する記事『大槌湾に新種のカニ、見つけたのはオオツチさん』が12月19日付朝日新聞デジタルに掲載されました。
筑波大学下田臨海実験センターの教育・研究活動を、広く一般の方々に知っていただくために一般公開イベントを行いました。
11月23日に式根島にて「海の環境の過去・現在・未来 〜世界から注目される式根島の海〜」というテーマで講演会が行なわれ、当センターの和田茂樹助教が登壇しました。
11月13日、下田市内の中学生1名の職場体験を受け入れました。研究者の仕事を体験していただきました。
11月6日、下田市内の中学生2名の職場体験を受け入れました。技術職員や研究者の仕事を体験していただきました。
津波を想定した避難訓練及び火災を想定した消火訓練を実施しました。
当センターの城倉圭大学院生(生命環境科学研究科博士課程)、柴田大輔元研究員、同生命環境系 柴小菊助教、稲葉一男教授らは、基礎生物学研究所の重信秀治教授の研究グループと共同で、虹色に輝くクシクラゲの櫛板を形作っている分子を世界で初めて明らかにしました。この研究成果は2019年10月10日付け「Current Biology」誌に公開されました。
当センターの谷口順子研究員(JSPS)が「棘皮動物研究から探る、脳と腸管神経系の関わりとその進化」という研究テーマで「令和元年度日本動物学会女性研究者奨励OM賞」を受賞し、日本動物学会第90回大阪大会にて授賞式が行われました。本賞は、不安定な身分等の理由により研究を続けることが困難な状況にありながら、強い意志と高い志を持って優れた動物科学分野の研究を推進しようとする女性研究者に贈られます。
当センター堀江健生助教が「ホヤ幼生の感覚器、脳・神経回路の発生と構造および生理機能に関する研究」という研究テーマで「令和元年度日本動物学会奨励賞」を受賞しました。本賞は日本動物学会会員で活発な研究活動を行い、将来の進歩・発展を強く期待される若手研究者に贈られます。日本動物学会第90回大阪大会(大阪市立大学、令和元年9月12−14日)にて
授賞式と受賞者講演が行われました。
8月21日に伊豆海洋公園ダイビングセンターにて「伊豆半島のサンゴ」をテーマに講演会が行なわれました。
当センターのアゴスティーニ・シルバン助教が
『伊豆半島のサンゴ』がテーマの講演会に登壇します。
タイトルは「伊豆の海はどうなる?海洋生態系の熱帯化」
教職員・学生13名で下田消防本部下田消防署において普通救命講習(AEDを含む)を受講しました。
7月9-10日の2日間、下田市内の中学生2名の職場体験を受け入れました。技術職員や研究者の仕事を体験していただきました。
当センターの稲葉一男教授、柴小菊助教、野村真未元研究員らは、東北大学大学院生命科学研究科の中山卓郎助教・河田雅圭教授、筑波大学計算科学研究センター稲垣祐司教授らの研究グループと共同で、渦鞭毛藻と呼ばれる微生物の一種に共生するシアノバクテリア数細胞からゲノム解析を行い、このシアノバクテリアが海洋に広く分布するが、これまで認識されていなかった新しい系統であることを発見しました。この研究成果は2019年6月24日付け「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (PNAS)」誌に公開されました。
当センターの稲葉一男教授、佐々木恵太元大学院生、柴小菊助教、中村彰宏元研究員らは、大阪大学微生物学研究所、国立成育医療研究センター、東京大学、明治大学、本学生命環境系馬場忠教授、基礎生物学研究所、愛知教育大学の各研究グループと共同で、繊毛のカルシウムセンサーであるカラクシンが繊毛病の発症に関わることを明らかにしました。この研究成果は2019年6月20日付け「Communications Biology」誌に公開されました。
当センター中野裕昭准教授ほか、世界11カ国25名からなる研究グループは、新たに解読したゲノムデータ等を使用した大規模なゲノム系統学的解析の結果に基づき、珍渦虫や無腸動物からなる珍無腸動物門が水腔動物(棘皮動物と半索動物)と近縁であることを報告しました。
本研究成果は、5月16日付けで「Current Biology」誌でオンライン先行公開されました。
筑波大学下田臨海実験センターのJason Hall-Spencer教授とBen Harvey助教は、海洋酸性化が生態系ならびに生態系サービスに広く影響を及ぼしうることを示しました。この知見は、実験室下における影響試験と酸性化された自然の生態系での観察結果に基づきます。この結果は現在、Emerging Topics in Life Sciences誌に掲載され、オンラインで見ることができます。