筑波大学下田臨海実験センター筑波大学ホームページへ
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海は地球上の生命の源であり、生物の多様性を生みだしてきました。地球と我々人間を理解するためには、海洋生物に関する知識が不可欠です。21世紀は生命科学と環境の時代です。下田臨海実験センターは、生命の基本原理と生物間の相互作用についての理解を深めるために、海洋生物に関する基礎科学と先端科学の研究・教育を行っています。         


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2020年10月30日
10月29-30日、下田市内の中学生1名の職場体験を受け入れました。研究者の仕事を体験していただきました。


2020年9月23日
当センターの笹倉靖徳教授の研究成果が、「ホヤのドラマチックな変態 –体の形成と消失を同時に開始させるGABAの仕組み」という表題でacademist Journalで紹介されました。
⇒academist Journal
2020年6月16日
当センター 和田茂樹助教のインタビュー記事『”100年後の海”が式根島にあった!』が集英社 週刊プレイボーイ No.25号(6/8発売)に掲載されました。
2020年6月12日
当センターのJason Hall-Spencer教授(海外教育研究ユニット招致プログラム、プリマス 大学)と稲葉一男教授は、中国水産科学研究院、厦門大学、モナシュ大学、タスマニア大学との国際共同研究により、海洋生態系に重要な単細胞藻類の運動が海洋酸性化で低下することを明らかにしました。
この研究成果は2020年6月1日付けで「Nature Climate Change」にて公開されました。
論文タイトル:Decreased motility of flagellated microalgae long-term acclimated to CO2-induced acidified waters.
⇒筑波大学 注目の研究
⇒プレスリリース
2020年6月8日
当センターの谷口俊介准教授の研究室、国立遺伝学研究所、お茶の水女子大学、広島大学との共同研究による、ノックアウトウニ系統の作製成功について、6月4日 伊豆新聞に掲載されました。
⇒6月4日 伊豆新聞記事PDF
2020年5月25日
image当センターの谷口俊介准教授、谷口順子研究員および大学院博士課程2年の鈴木智佳は、世界で初めてノックアウトウニ系統の作製に成功しました。これまで、世代交代期間が他のモデル生物に比べて長いため、遺伝学的手法の導入が見送られてきたウニでしたが、今回ハリサンショウウニの世代交代期間が約半年ということを見出したことにより世代を回してノックアウト系統を作ることにこぎつけました。今回は色素合成関連因子であるPks1をノックアウトすることでアルビノウニを作製しました。本研究は国立遺伝学研究所とお茶の水女子大学および広島大学の研究者の方々との共同研究によるものです。この成果は5月18日にCurrent Biologyにて公開されました。
論文:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960982220304279
⇒筑波大学 注目の研究
⇒谷口研究室Twitter
2020年5月11日
textbook当センターの稲葉一男教授とJason Hall-Spencer教授(海外教育研究ユニット、プリマス 大学)が共編した英語教科書「Japanese Marine Life - A Practical Training Guide in Marine Biology」がスプリンガー・ネイチャーから刊行されました。留学生向けの臨海実習の教科書を作ることを目的として、当センター教員と全国の臨海実験所などで活躍する海洋生物学者が執筆して完成した、はじめての英語図書です。全国の大学の留学生臨海実習をはじめ、日本を訪れる外国人研究者や、日本の海洋生物に興味を持つ外国の学生・研究者に活用していただきたいと思います。
⇒ 英語教科書「Japanese Marine Life - A Practical Training Guide in Marine Biology」
2020年04月27日
当センターの研究チームによる伊豆周辺および式根島CO2シープにおける研究が日本各地の新聞で紹介されました。
4/18 西日本新聞(夕刊)、4/23 信濃毎日新聞(夕刊)、4/24 熊本日日新聞、4/26 徳島新聞
2020年04月21日
image当センターのアゴスティーニ シルバン助教、ハーベイ ベン助教、和田茂樹助教、稲葉一男教授らは、プリマス大学(英国)、パレルモ大学(イタリア)との共同研究により、伊豆諸島の式根島に存在するCO2シープにおいて、海洋酸性化の影響がサンゴや藻類群集に影響を及ぼし、さらにそれらを生息場とする魚類群集を大きく変化させることを見出しました。
この研究成果は2020年4月5日付けで「Science of The Total Environment」にてオンライン先行公開されました。
⇒ 論文タイトル:Changes in fish communities due to benthic habitat shift under ocean acidification condition.
⇒筑波大学 注目の研究
2020年04月13日

当センターの海洋生物学リサーチユニット構成員、中内靖教授(システム情報系)が創立した㈱FullDepthの水中ドローンにより、深海生物の貴重な映像を撮影することに成功しました。
詳しくはこちら:
https://www.youtube.com/watch?v=pSo_RyD2reo&t=278s
https://www.youtube.com/watch?v=3ahC2zhjGWE
https://www.youtube.com/channel/UCd8bV9M1l95C-W96Ymm4_Yg
2020年03月31日
image当センターの笹倉靖徳教授の研究グループは、広島大学、公益財団法人サントリー生命科学財団生物有機科学研究所、岡山大学、沖縄科学技術大学院大学の各研究グループと共同で、ホヤの変態を開始する化学物質が、神経伝達物質として知られるGABA(γ-アミノ酪酸)であることを特定しました。この研究成果は2020年3月26日付けで「Current Biology」にてオンライン先行公開されました。
⇒ 論文タイトル:GABA-Induced GnRH Release Triggers Chordate Metamorphosis
⇒筑波大学 注目の研究
2020年03月25日
image当センター 稲葉研究室で研究を行った生命環境科学研究科生物科学専攻の城倉圭さんが、優れた研究発表を行い高い評価を得るなど顕著な成果を挙げたことにより、筑波大学学生表彰(学長表彰)を受賞しました。
2020年2月27日
image筑波大学下田臨海実験センターのJason Hall-Spencer教授が、ロンドンリンネ協会のイブニングレクチャーで、式根島での研究成果も含めた海洋酸性化に関する招待公演を行いました。ロンドンリンネ協会は歴史ある博物学協会で、フェローにはチャールズ・ダーウィンや鞭毛運動で著名な女性初の協会会長であるアイリーン・マントンがいます。
 

 

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