Agostini 研究室

PI: Sylvain AGOSTINI

助教


  0558-22-6697

  agostini_sylvain
(@) shimoda.tsukuba.ac.jp

 私たちの研究室では、海産生物、特に造礁サンゴの生態生理学の研究を行っています。近年温暖化により熱帯・亜熱帯海域ではサンゴが危機にさらされています。一方で水温の上昇によって暖温帯海域ではサンゴが増えることも考えられます。ただし海洋温暖化はサンゴの成長を抑制する海洋酸性化とともに地球規模で進んでいるため、暖温帯海域でのサンゴの将来はまだ予測できません。私たちは、フィールド調査とラボ実験を組み合わせて生態学、生理学的研究を行うことで、将来の海洋生態系を予測し、人間活動によるストレスが海洋生態系へ与える影響を調べています。また海洋生態系の危機など環境問題の知識を広げるため様々な社会貢献活動も行っています。


下田、式根島、式根島CO2シープの水中景色。それぞれ現在の海、将来の温暖化の海、将来の酸性化と温暖化両方の海の環境を反映していると考えられる。 サイエンスアートプロジェクトを共同実施している芸術家Nicolas Floc’h教授による撮影。

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