【JAMBIO共同利用支援】
このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。海洋生物学関係では多くの研究フィールドと研究施設が壊滅的な被害を受けました。これは我が国の海洋生物学や関連する研究分野にとって大きな打撃であり、被災地域の一日も早い復興を願うばかりです。JAMBIOでは東北関東大震災で被災された海洋生物学関連の研究者、大学院生等の皆様の研究教育活動を支援するために、以下の共同利用研究支援を行います。
◆筑波大学下田臨海実験センターおよび東京大学海洋基礎生物学研究推進センターを利用した研究。両施設のフィールド、研究設備、宿泊施設を利用できます。施設につきましては、こちらをご覧ください。
◆JAMBIO公募研究と同様の扱いとなり、旅費が支給されます。
◆当面は随時申し込みを受け入れます。申請書にご記入の上、JAMBIO事務局まで送信してください。
筑波大学下田臨海実験センター内 JAMBIO事務部門本部
TEL:0558-22-6775
FAX:0558-22-0362
E-mail:jambio@kurofune.shimoda.tsukuba.ac.jp
【全国臨海・臨湖実験所からの支援情報】
全国臨海・臨湖実験所長会議では、以下にあげる施設での研究教育に関する受け入れが可能です。詳しくは各施設に問い合わせください。
【全国大学水産実験所長会議からの支援情報】
全国大学水産実験所長会議は、他の研究コミュニティーと連携しつつ、被災により教育・研究活動に支障をきたしている施設の復興支援に協力することを表明します。全国大学水産実験所長会議に参加している施設では、被災した学生・教員の受け入れ、研究設備の提供等の準備があります。具体的な支援については各施設に直接お問い合せ下さい。
【海洋生物学関連の研究者支援情報】
東北地方太平洋沖地震において被災された海洋生物学関連の研究教育に関し、ご支援頂ける機関、施設がございましたら、本ホームページにリンクさせて頂きたいと思います。上記の筑波大学下田臨海実験センター内 JAMBIO事務部門本部までご連絡ください。
全国臨海臨湖実験所からの支援情報
全国臨海・臨湖実験所長会議では、以下にあげる施設での研究教育に関する受け入れが可能です。
詳しくは各施設に問い合わせください。
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター |
教員・学生併せて3-4名、研究室20㎡程度で受け入れ可能(7月以降)。 |
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター |
2−3名の受け入れなら可能(実習時を除く)。 |
東北大学大学院生命科学研究科 |
研究スペース(机、インターネット、実験室)、宿泊棟の利用が可能。添付資料あり。 |
お茶の水女子大学 |
実習室、2、3名への相部屋でのデスクとLAN環境(実習時以外)。 |
研究スペースとして実験室3室、研究室3室、宿泊施設、その他研究設備の提供可能(JAMBIO支援を参照)。 | |
筑波大学下田臨海実験センター |
研究室、研究設備、潜水設備、研究調査船、宿泊棟、その他の提供が可能(JAMBIO支援を参照)。 |
信州大学山地水環境教育研究センター(諏訪湖) |
淡水湖沼の研究。長期滞在希望の場合は要相談。宿泊可能。 |
名古屋大学大学院理学研究科 |
4月~7月上旬までの間で臨海実習可能(12名程度)。大学院生を含む外来研究者(5名程度)受入可能。分子生物学、生化学、細胞生物学、プロテオミクス等、各種研究機器利用可能。無線LAN使用可能。 |
新潟大学理学部附属臨海実験所(佐渡) |
大実習室1部屋、共同研究室、宿舎、水族室などが提供可能(4、5月)。 |
金沢大学環日本海域環境研究センター |
受け入れ可能。実験の機材や設備、宿泊に関しては、希望状況に応じて対応。 |
京都大学 生態学研究センター |
別途、共同利用・共同研究拠点として支援。 |
京都大学フィールド科学教育研究センター 瀬戸臨海実験所 【問合せ先】 事務室 |
調査・研究施設、実験器具、研究室、宿泊施設等の利用を4名まで無償で提供可能。添付資料あり。 |
神戸大学自然科学系先端融合研究環内海域環境教育研究センター |
マリンサイト(臨海実習施設)で1- 2名(教職員または院生・ポスドク)の研究スペースを半年から1年程度提供可能。宿泊施設あり。 |
島根大学生物資源科学部
附属生物資源教育研究センター |
2-3名の宿泊と実習室の利用がが可能(8月の実習開始まで)。 |
広島大学大学院理学研究科 |
宿泊施設、実験室(7月一杯まで)の使用が可能。機材や設備等は希望により対応。 |
受け入れ可能。宿泊棟50人利用可能。オフィス(無線LAN付き)、実習室、実験ベンチも利用可能(5名程度)。メインキャンパスのサテライトラボの利用も可。実験設備などは、各種形態学分子生物、飼育関連は希望に応じて対応。 | |
高知大学総合研究センター |
研究室(教員室,学生室,実験室各1)が利用可能(新任教員赴任までの期間)。敷地内の実習用宿泊施設と施設から2 km離れた大学宿泊施設の利用が可能(数名まで)。当施設での宿泊および施設利用は無償。 ⇒高知大学の支援情報はこちら |
九州大学理学部附属天草臨海実験所 |
教職員1-2、名大学院生5-6名の宿泊・研究スペースの提供が可能。 |
熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター |
でも、春の実習が終わるは、宿泊室(30名程度)の利用が可能(4月9日以降)。研究スペース(机など)も対応可。 |
琉球大学 熱帯生物圏研究センター(瀬底) |
5人程度の教員または院生に宿泊施設と研究スペースの提供が可能(8月まで)。 |