第4回JAMBIOフォーラム

 平成26年1月16日筑波大学東京キャンパス文京校舎にて、「第4回JAMBIOフォーラム」を開催しました。全国にある臨海臨湖実験所・センターで研究する若手研究者を中心に9名の方にご講演頂きました。鞭毛運動から受精、発生、繁殖行動、個体群動態、生物移入、沿岸保護、湖沼生態など、海洋・陸水生物学に関する幅広い研究紹介がありました。一般参加者も含め62名の研究者が集まり、活発な意見交換と交流がなされました。

プログラム

褐藻配偶子の鞭毛運動解析
 木ノ下菜々(北海道大学室蘭実験所)

ミドリイシ属サンゴの配偶子認識機構の解明を目指して
 守田昌哉(琉球大学熱帯生物圏研究センター)

マボヤ神経胚における「くびれ」形成機構の解析
 熊野岳(東北大学大学院生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センター)

ヒメギボシムシの再生とゲノム・EST解析
 田川訓史(広島大学向島臨海実験所)

臨海実験所で行う脊椎動物の生殖に関する研究 -ベニハゼ, アカエイなどの魚類を中心に
 小林靖尚(岡山大学牛窓臨海実験所)

交尾行動や性選択は海産カジカの精子をどのように進化させるのか? 予備的な研究
 安房田智司(新潟大学佐渡臨海実験所)

潮間帯魚類群集における広域分布パターンの解析
 新垣誠司(九州大学天草臨海実験所)

海藻類の移入に関する研究ー移入種の特定や移入経路の推定、震災に起因する新たな移入の可能性ー
 羽生田岳昭(神戸大学内海域環境教育センター)

琵琶湖深水層における微生物ループ:深水層の食物連鎖研究は、実は面白い
 中野伸一(京都大学生態学研究センター)