このページでは研究の話はあまりしません。自分で見つけた珍しい生物などを紹介しようと思います。
オオトラカミキリ。2007年の採集品です。ハチに擬態するカミキリは多いのですが、これはそのなかでも有名なものです。
別の角度からもう一枚。
オオトラの写真を何となく追加してみました。
2009年の採集品から紹介を。
ブナ林にひっそりと咲く、ヤマシャクヤクの花です。これはこれで結構珍しい、綺麗な花なのですが・・・
この花だけを食べる贅沢なカミキリムシがいます。フタスジカタビロハナカミキリです。
ころんころんとしていてかわいらしいカミキリで、妖精に例えられたりもしています。
これは蜂のように見えますが蜂ではありません。カラフトホソコバネカミキリという、カミキリムシです。
久しぶりに更新します。
下田の周辺では、とあるカミキリムシの色彩変化型が採集できることが知られています。
その事実を知ってからおおよそ5年半後の今年(2012年)、ついに我が手に!!
クロシオヨコヤマトラ とよばれています。ヨコヤマトラカミキリの黒化型です。
もう1匹、貼り付けます。こちらはちょっと赤いです。
ちなみに通常のヨコヤマトラカミキリは下のように羽の前方が赤色をしています。
このヨコヤマトラカミキリ自体珍しいカミキリですが、その黒化型となるとさらにめずらしいものでしょう。今のところ黒化型は伊豆半島でのみ得られているようです。
あこがれだったカミキリムシをいくつか紹介します。
これもまたトラカミキリの1種、ハセガワトラカミキリです。ブドウのようなかなりあちこちに普通に生えている木を食べるにも関わらず、大変珍しいカミキリです。
これはキベリカタビロハナカミキリといいます。とある本に出てくるのでかなり有名なカミキリムシですが、実物はなかなかお目にかかれません。
これはキベリカタビロハナカミキリの色彩変異型、クサマイと呼ばれているものです。
これは一見ゴマダラカミキリなどふつうのカミキリに見えますが、ヨコヤマヒゲナガカミキリという、ブナ林にのみ見られる珍しいカミキリです。本物は大理石のようにぴかぴかと光っています。
これはルリボシカミキリです。この写真ではうまく表現できていませんが、本物は「生き物か?」と思うぐらいの美しさです。それほど珍しくはありませんがそれでも確実に見つけることは難しいのではないでしょうか。
あこがれだったギガンティア!和名はオニホソコバネカミキリといいます。
これはアカジマトラカミキリ。日本のムシとは思えない色彩をしています。